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「負けたみたい」「何も変わってない」初白星にも不満あらわなミハイロビッチ

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 ミランは29日、セリエA第2節でエンポリにホームで2-1と勝利した。だが、シニシャ・ミハイロビッチ監督は内容への不満をあらわにしている。

 MF本田圭佑や復帰したFWマリオ・バロテッリに出場機会のなかった一戦。ミランはプレーでエンポリに苦しめられたものの、FWカルロス・バッカとFWルイス・アドリアーノの新戦力2トップのゴールで初白星を挙げた。

 開幕戦で黒星発進だっただけに、勝ち点3を取り戻したのはミランにとって朗報だ。だが、本拠地サン・シーロの観客が苛立ちを表した内容に、ミハイロビッチ監督も納得していない。イタリア『メディアセット』や『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「我々は良くなかった。負けたみたいに感じている。勝利に値しなかった。2人のアタッカーに感謝しなければいけない。だが、改善が必要だ。サン・シーロが要求の大きい場所なのは分かっている。だが、昨季のミランから何も変わっていない。昨季との違いは、昨季はこういう試合を落としたが、今日は勝ったということだけだ。練習では良いのに、試合でそうじゃない。私の責任だよ」

「もっと仕事が必要だと分かった。そうじゃなければ、前進できない。特に意識の問題だ。選手たちが恐れを抱いている。もっと気迫が必要だ。選手たちと話すよ。彼らの頭に何があるかを理解できるように努める。満足できないね。今は私の責任だ。私がガッツと気迫を伝えなければいけない」

 一方、本田を外してMFスソを先発起用したことについて、ミハイロビッチ監督はこう説明している。ミラン専門サイト『milannews.it』が伝えた。

「ミッドウィークの練習を見て、スソがよくやっていたからだ。私は練習で見ていることをベースに決める。常に、チームのためになる選択をしようとしているよ」

「夏のプレシーズンマッチで、トップ下はスソと本田を使ってきた。だが、(ジャコモ・)ボナベントゥーラもあの位置をうまくやれると知っている。試合次第だが、ボナベントゥーラはあのポジションで非常にうまくやることができるよ」

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