バルセロナFWネイマールは、マンチェスター・ユナイテッドからのビッグオファーを受けて移籍する可能性があるという報道に対して「何も知らない」と否定している。

　ここ数日イギリスやブラジルのメディアで、ユナイテッドがネイマールの獲得を希望し、バルサが同選手に設定した契約解除金の満額に相当する1億9000万ユーロ(約260億円)を提示したとも報じられていた。移籍が実現すればサッカー界の移籍金の史上最高額となる金額だ。

　バルサはこれを受けてネイマール放出の可能性を否定し、契約延長を希望する姿勢を見せていたが、ネイマール自身もユナイテッド行きは事実無根だと主張した。29日に行われたリーガエスパニョーラ第2節マラガ戦(1-0)の終了後のミックスゾーンで次のように話したとして、スペイン『マルカ』が伝えている。

「マンチェスターのことは何も知らないよ。僕はそういうことの外側にいるし、耳を貸すこともない。バルセロナに満足しているし、バルサのみんなは安心してくれて構わないよ」

　流行性耳下腺炎のためシーズン前のスーパーカップおよびリーガ開幕戦を欠場していたネイマールは、この試合で復帰し、今季の公式戦初出場を果たした。

「チームメイトと一緒にまたプレーして、ピッチ上でボールの感触を味わうことができるようになってうれしい。そしてもちろん、何よりも大事なのは試合に勝てたことだ」

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