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長友投入直後に同点被弾も…インテルはヨベティッチの2発で連勝発進

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[8.30 セリエA第2節 カルピ1-2インテル]

 セリエAは30日、第2節2日目を行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルは敵地でカルピと対戦し、2-1で勝利した。長友は後半35分から途中出場し、今季初出場を果たした。

 23日のアトランタとの開幕戦、インテルは後半アディショナルタイムにFWステファン・ヨベティッチが劇的決勝弾によって白星発進を決めた。第2節の相手は今季よりセリエAに昇格したカルピ。きっちり勝利し、さらに勢いを付けたい一戦になった。

 予想通り、インテルが主導権を握りながらゲームを進めた。前半31分、MFフレディ・グアリンが右サイドからアーリークロスを上げると、ファーサイドから走り込んだヨベティッチがGKと交錯しながら突破する。競り勝ったヨベティッチが無人のゴールに流し込み、インテルが先制に成功した。

 開幕戦に続くベンチスタートとなった長友は後半35分から登場。DFダビデ・サントンと交代で今季初出場を果たすと、そのまま右SBに入ってプレーした。

 しかし直後の後半36分、まさかの同点弾を浴びてしまう。右サイドから低いクロスをゴール前に入れられると、長友の前に入ったFWアントニオ・ディ・ガウディオに流し込まれ、同点。移籍報道で揺れる長友にとっても、印象の悪い同点被弾となってしまった。

 ただインテルは後半44分、グアリンの突破からPKを獲得。これをヨベティッチが確実に決めて勝ち越し。開幕戦に続く新背番号10の活躍で、インテルが開幕連勝を決めた。


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