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サンチェス氏がファン・ハールを批判 「ひどい悪党だ!」

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 かつてレアル・マドリーやメキシコ代表で活躍した名ストライカーのウーゴ・サンチェス氏が、マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督を痛烈に批判した。怒りの要因は、母国の後輩である「チチャリート」ハビエル・エルナンデスに見せた、ある態度についてだ。

 ユナイテッドは8月26日のチャンピオンズリーグ予選プレーオフのセカンドレグ、クラブ・ブルージュ戦で4-0の勝利を収め、2試合合計7-1で本選出場を決めている。この試合で4-0とした後の終盤、ユナイテッドにPKのチャンスがあり、チチャリートがキッカーを務めたが、軸足の左足を滑らせ、右に外してしまった。

 このとき、テレビ中継に映し出されたベンチのファン・ハール監督は、隣のライアン・ギッグスコーチに視線を向け、何か言いたげな表情を見せた。これがサンチェス氏は気に入らなかったようで、ESPNのテレビ番組『Futbol Picante』で、次のように批判を繰り広げている。

「私が監督だったら、選手にあんな態度を取ることはできない。私ならチチャリートに拍手を送り、自分を信じるように伝えるだろう。ところが、ファン・ハールがギッグスに見せた態度…。ひどい悪党だ!」

「確かに、チチャリートにとっては悪い試合だった。でも、世界中のどんな選手でもそうなる可能性はある。ファン・ハールは悪党だよ。イングランドの人々は、彼が悪人であり、選手を粗雑に扱う人間であることが分かっただろう」

 チチャリートは結局、移籍期限ぎりぎりでレバークーゼンへと移籍した。自身を評価していなかった指揮官の下を離れたストライカーが、新天地でどんなプレーを見せるのか注目だ。

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