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苦しみは続く? ユナイテッド、デ・ヘアに新契約を申し出か

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 レアル・マドリーへの移籍が失敗したマンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘアの苦しみは、まだ続くかもしれない。ユナイテッドが契約延長を申し出ると、スペイン『アス』が報じている。

 デ・ヘアにとっては、落胆の一日だった。移籍市場最終日、両クラブ間では合意に達しながら、手続きに不手際があったため、移籍は実現しなかった。

 両クラブは互いに非難し合っているが、どちらに非があろうと、移籍が失敗した事実は動かない。スペイン代表に合流したデ・ヘアは、待ち受ける報道陣に向けて小さく微笑んだものの、言葉を発することはなかったという。

 そんなデ・ヘアにの苦しみは、さらに続くかもしれない。スペイン『アス』は、ユナイテッドが新契約をオファーすると伝えているのだ。

 デ・ヘアの現行契約はあと1年で、契約満了の半年前となるこの冬には、他クラブと契約を結ぶことができる。ユナイテッドは今回の失敗をデ・ヘア残留というポジティブなものに転換する好機ととらえたいのか、それともみすみすタダで手放すことはしないというのか…。

 普通に考えれば、デ・ヘアが新契約に合意するとは思えない。だが、来年のEURO出場を目指すデ・ヘアにとって、クラブでプレーを続けることは不可欠。『アス』は、飼い殺しにするとの脅しを盾に、ユナイテッドが契約延長を強いることも可能だろうと記している。

 デ・ヘアはここまで、今季プレミアリーグに開幕戦から出場していない。果たして、リーグ再開となる12日の第5節リバプール戦で、デ・ヘアの居場所はどこになるのだろうか。

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