スペイン代表MFフアン・マタがマンチェスター・ユナイテッドの同僚でもあるGKダビド・デ・ヘアについて語った。英『BBC』が報じている。2人はEURO2016予選を戦うスペイン代表へ招集されており、2日には同代表のトレーニングへ合流している。

　マンチェスター・Uからレアル・マドリーへの移籍が締め切りに間に合わず、失敗に終わったデ・ヘア。そのメンタルが心配されるが、マタは「彼は貪欲で常に変わらないプロ意識を持っているんだ」と主張し、「僕から見て、彼はいつもと変わらずに穏やかでリラックスしているよ」と明かした。

「ここ数日は彼にとって騒がしい日が続いていたけれど、僕は彼の友人として、必要なことは何でもしてあげたいと思ってる。今は代表での目の前の2試合に集中しているんだ。ここ(代表)にいることは彼にとっていいことだろうね。彼のキャリアを通じてそうだったように、プロとしての姿勢をみせてくれるはずだよ」

　所属クラブや代表でいくつもの修羅場をくぐってきた守護神へ信頼を寄せるマタは、「彼の性格は彼にとっての助けになるんじゃないかな。いつも大きなプレッシャーやストレスがかかる試合で良いプレーを見せてきたんだから」と語った。