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ルーニー「マルシャルって誰?」も、フランスの新星は気にせず「それが普通」

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 マンチェスター・ユナイテッドは移籍市場最終日の1日にモナコからFWアントニー・マルシャルを獲得した。しかし、ユナイテッドで9番を背負うことになったマルシャルのことをFWウェイン・ルーニーは知らなかったようだ。『ESPN』が報じている。

 8月30日に行われたスウォンジー戦(1-2)後、移動の機内でルーニーはフランス代表のMFモルガン・シュネデルランに「マルシャルって誰なの?」と聞いたという。マルシャルの獲得が近づくと噂されるなかで主将が抱いた素朴な疑問だった。

「イングランドではあまり報道がないからね」とルーニーを庇ったシュネデルランは「昨季のモナコで多くの試合に出場し、大きな可能性を持つ素晴らしい選手だよ」とフランス代表の同僚・マルシャルについて説明。「ティエリ・アンリに似ているんだ」と話したという。

 これを受けて、2日に行われたフランス代表の会見に出席したマルシャルは「ルーニーが僕を知らないのは普通のことだと思う」と大人な対応。「僕はルーニーから多くのことを学んでいきたい」と語った。

 10代の選手では史上最高額となる3600万ポンド(約66億円)の移籍金が注目を集めるが、フランスの新星は「その価値を証明するのが僕の責任。僕のような若い選手にとってはクレイジーな金額だけど、外の声は無視してピッチにだけ集中しようと思う」と語っている。

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