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新潟初代監督のバルコム氏が死去、享年74歳

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 アルビレックス新潟の初代監督を務めたフランス・ファン・バルコム氏が今月2日に死去した。新潟が3日、公式サイトを通じて発表した。享年74歳。かねてから前立腺がんで療養していたという。

 バルコム氏は1972年から75年まで読売クラブの監督を務め、93年にはヴェルディ川崎のヘッドコーチとして日本一に貢献した。96年にはアルビレオ新潟(現アルビレックス新潟)の初代監督に就任。96年、97年と北信越リーグ連覇に導き、98年1月の全国地域リーグ決勝大会を勝ち抜き、JFL昇格を達成した。同年2月には勇退し、その後ベルギーやオランダなどのクラブを指揮した。

 初代監督の死去を受けて、田村貢代表取締役社長は、「私自身、新潟イレブンで選手としてプレーしていた際にご指導いただき、大変お世話になっていましたし、アルビレックス新潟の基礎・基盤を構築していただいた方です。そのお力がなければ、現在のアルビレックス新潟は想像もできず、悲しみにたえません」

「常にあたたかい愛情をアルビレックス新潟に注いでいただいたフランス・ファン・バルコム様の想いを今後のクラブ発展につなげていくことが、恩返しだと思います。今後もクラブ一丸となり、まい進してまいりますので、よろしくお願い申し上げます」とコメントした。

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