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第4審判を小突いたビラス・ボアス 6試合のベンチ入り停止へ

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 ゼニトアンドレ・ビラス・ボアス監督が、ロシアサッカー連合より6試合のベンチ入り停止処分を受けた。第4審判を小突いたことが、その理由のようだ。

 ゼニトは8月29日に行われたリーグ戦で、クリリヤ・ソベトフと対戦した。0-1とリードを許した33分過ぎにビラス=ボアス監督は、第4審判に詰め寄って両手で胸を押し、顔を近づけて抗議。その後、退席処分となった。

 規律委員会のアルトゥール・グリゴリアンツ氏は、ロシア『R-スポーツ』に対して「テクニカルエリアを出て、第4審判の胸を小突いた」と、状況を説明。6試合のベンチ入り禁止処分を科すことを発表した。

 試合後、ビラス・ボアス監督はこの件に関するコメントを拒否した。しかし、グリゴリアンツ氏によれば、1-3でゼニトが敗れた試合後、ポルトガル人監督はマッチオフィシャルに対して、「感情をコントロールしきれなかった。あのような事はするべきではなかった」と、反省している様子だったという。

 ビラス・ボアス監督のベンチ入り禁止処分は10月30日までとなる。この結果、12日に行われるリーグ首位のCSKAモスクワとの一戦でも、指揮官はベンチ入りできなくなった。
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