beacon

移籍金最高額更新のプレミアにドイツのレジェンドが懸念…「香川の教訓を生かせていない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ドイツのレジェンド、ローター・マテウス氏が、日本代表MF香川真司を例えに、選手のプレミアリーグへの移籍の流れに懸念を示した。

 プレミアリーグは昨季同様、今夏も移籍市場で最も多額の資金を使って選手を獲得したリーグになった。総額8億7000万ポンド(約1600億円)は過去最高だった昨季の8億3500万ポンドを上回るものになった。

 ドイツからはベルギー代表MFケビン・デ・ブライネがボルフスブルクから100億円を超える移籍金でマンチェスター・シティに移籍。ドイツ代表の主将MFバスティアン・シュバインシュタイガーもマンチェスター・ユナイテッドに活躍の場を移した。

 『ビルト』のインタビューに応じたマテウス氏は、こういった移籍の流れを危惧。「預金口座は潤ったかもしれないが、スポーツでは大きな成果とはならない」と大金に目がくらみ、移籍を促す代理人を警告した。

「代理人はプレミアリーグからのオファーだけを気にしている。香川真司の時だってそうだ。トッププレーヤーとしてドルトムントからユナイテッドに移籍したが、結局は失敗した。代理人たちは教訓を生かせていない。彼らの預金口座は潤ったかもしれないが、スポーツでは大きな成果とはならない」

●2015-16シーズン欧州移籍情報
●プレミアリーグ2015-16特集

TOP