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将来に言及するクロップ 「ビッグクラブである必要はない」

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 ドルトムント元監督のユルゲン・クロップ氏は、まだ将来について「分からない」と話している。だが、次に指揮を執るのは「ビッグクラブである必要はない」とも述べた。

 7年指揮を執ったドルトムントを昨季限りで退団し、現在は休養中のクロップ氏。今夏はプレミアリーグの複数クラブやレアル・マドリー、マルセイユ、ゼニトからの関心が報じられたが、いずれも就任には至らず。次のクラブは未定のままだ。

 5日、ベルリンで開催中の家電見本市『IFA』でスポンサーイベントに参加したクロップ氏は、「本当にすごくリラックスしているよ」と、気持ちに余裕がある様子をうかがわせた。その理由については「いつかまた戻ることが分かっているからね。私はまたひとつのチームを率いることになる」と、いずれ現場に復帰するからだと述べている。

 一方で、復帰の具体的な時期については「まったく分からない」。ただ、「完全なるビッグクラブである必要はない。ほかにも助けを必要とする面白いプロジェクトがあるからね」と、将来を決めるにあたってクラブの規模は必ずしも重視しないと話している。

 代理人のマーク・コジッケ氏も以前、クロップ氏にとっては「新しい何かをつくれる」可能性を感じることが、「いわゆるビッグクラブで3冠を目指すよりも魅力的かもしれない」と語っていた。クロップ氏がそのような魅力を感じる「現場」は、果たしてどこになるのだろうか。

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