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仙台大、粘り見せるも…J1仙台に1点届かず:天皇杯2回戦

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[9.6 天皇杯2回戦 仙台 3-2 仙台大]

 天皇杯は6日、2回戦2日目を行い、ユアテックスタジアムではベガルタ仙台仙台大が対戦し、仙台が3-2の勝利を収めた。

 前半9分に試合を動かしたのは仙台だった。GK関憲太郎のゴールキックをFWハモン・ロペスがすらすと、最終ラインの裏に抜け出したMF奥埜博亮が左足を一閃。GK古川裕貴に反応されながらも、ボールの勢いが勝ってゴールマウスへと吸い込まれた。さらに同40分にはゴール前でFKのチャンスを得ると、MF野沢拓也が右足で鮮やかにゴールネットを揺らしてリードを2点差に広げた。

 2-0と仙台がリードしたまま後半を迎えると、後半15分に仙台大が1点をもぎ取る。MF高橋晃司の蹴り出したCKを、ニアサイドで待ち構えていたMF石川隆太が打点の高いヘッドで叩き込んで1点差に詰め寄った。だが、同27分に左サイドのFW金園英学のクロスをDF菅井直樹がダイビングヘッドで押し込んで、仙台が再びリードを2点差に広げる。

 しかし、粘る仙台大は後半34分、途中交代で入ったばかりのFW森村公亮がゴールキックの流れから最終ライン裏に抜け出すと、飛び出してくる関よりも先にボールに触ってゴールに流し込み、スコアは3-2に。その後、猛攻を仕掛けた仙台大だったが、最後まで同点ゴールは奪えず。仙台が3-2の勝利を収めて3回戦進出を決めた。


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