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スペインサッカー連盟、ピケ問題によって親善試合イングランド戦の開催地変更

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 スペインサッカー連盟(RFEF)は、11月13日に予定されている国際親善試合スペイン代表対イングランド代表の開催地をマドリッドからアリカンテに変更することを決定した。

 同試合はスペイン代表がEURO2016にストレートインした場合に行われるが、開催地はレアル・マドリーの本拠地サンティアゴ・ベルナベウ(8万1044人)になる予定だった。試合前日にスペイン代表の新ユニフォームのお披露目などがあり、大規模なスタジアムの方が都合が良いとされたためだ。しかしながらRFEFは、深刻な問題となり始めているバルセロナDFジェラール・ピケに対する批判に鑑みて、開催地変更を与儀なくされたようだ。

 ピケはカタルーニャ州独立の支持やマドリーを揶揄するコメントをしたことなどで、スペイン代表の試合でマドリーファンを中心にブーイングを浴びせられている。このような状況で、もしスペイン代表がマドリーの本拠地ベルナベウでの試合に臨めば、騒動が大きくなることは必然。そのためRFEFはアリカンテにあるエルクレスの本拠地ホセ・リコ・ペレス(収容人数2万9500人)で、イングランド戦を開催することを決定した模様だ。


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