beacon

鹿島、豊川のバースデー弾などで琉球下す:天皇杯2回戦

このエントリーをはてなブックマークに追加
[9.9 天皇杯2回戦 鹿島 3-1 琉球]

 天皇杯は9日、2回戦3日目を行い、カシマサッカースタジアムでは鹿島アントラーズFC琉球が対戦し、鹿島が3-1の勝利を収めた。

 試合が動いたのは前半18分だった。ゴール前でFKを得るとMF豊川雄太が鮮やかな軌道を描く直接FKを叩き込んで、鹿島が先制に成功した。この日が21歳の誕生日の豊川にとって、うれしいバースデー弾となった。さらに同31分にはFW赤崎秀平のシュートのこぼれ球をDF山本脩斗が蹴り込んで、リードを2点差に広げる。

 しかし、反撃を試みる琉球が前半38分に1点差に詰め寄る。FW田中恵太がPA内でGK佐藤昭大に倒されてPKを獲得すると、田中自らが落ち着いてネットを揺らし、スコアを2-1とした。後半に入っても鹿島の攻撃に耐えて少ないチャンスから同点ゴールを狙った琉球だったが、後半30分に田中が2度目の警告を受けて退場。数的不利に陥ってしまった。

 すると後半36分、MF久保田和音からパスを受けたMF杉本太郎が強烈なミドルシュートを叩き込んで鹿島が3点目を記録。そのまま逃げ切った鹿島が3-1の勝利を収めた。


●第95回天皇杯特設ページ

TOP