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選手権のヒーローがドイツ挑戦、MF渡邊凌磨がインゴルシュタットU23へ加入

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 9日、ブンデスリーガ1部のインゴルシュタットは18歳の日本人MF渡邊凌磨がU23チームに加入することが決まった、と発表した。

 渡邊はU-17日本代表の一員として、13年U-17W杯に出場し3ゴールの活躍。昨年度の全国高校選手権では前橋育英高(群馬)のエースとして準優勝に貢献し、今春早稲田大へ進学した。4月に日本高校選抜として参加したデュッセルドルフ国際ユースサッカー大会で優秀MFに選出された渡邊に対してドイツやブラジルのクラブが関心を示し、渡邊は7月と8月にドイツの4クラブに練習参加。他クラブからの契約オファーもあった模様だが、ブンデスリーガ1部へ初昇格したインゴルシュタットへ進むことを決めた。
 
 渡邊は今年、世界で戦える若き才能を発掘するスカウトプロジェクト「NIKE MOST WANTED」に参加。国内選考会を突破し、欧州、南米の若き才能たちとセレクションで力を競った「グローバルファイナル」(イギリス、15年5月)でも関係者たちから高い評価を得て勝者となり、日本人として初めて「ナイキアカデミー」(イギリス)入りする権利を獲得している。だが、「リスクを冒してやらなければそれ以上の成功はない」と語る本人はチャンスを掴むためにドイツ1部チームへの加入を決意。ドイツで欧州挑戦をスタートさせることになった。
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