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元バルサSD:「ピケとS・ラモス?シャビとカシージャスのように解決する」

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 元バルセロナのスポーツディレクターであるアンドニ・スビサレッタ氏は、レアル・マドリーとバルセロナを象徴する2選手がスペイン代表を背負うために和解することを願っている。

 現在スペイン代表では、DFジェラール・ピケがマドリーに対する挑発的な発言やカタルーニャ州の独立支持が原因となり一部ファンから痛烈な批判を浴びている。この件についてDFセルヒオ・ラモスはピケの挑発的なコメントが批判のきっかけになったとの考えを示していた。

 民族問題や歴史的背景が複雑に絡むスペインだが、過去には元マドリーGKイケル・カシージャス(現ポルト)と元バルセロナMFシャビ・エルナンデス(アル・サッド)が思いの丈をぶつけ合って和解に至った経緯がある。

 現役時代にアスレティック・ビルバオやバルセロナのゴールマウスを守り、スペイン代表として初めて100キャップを記録したスビサレッタ氏は、フランス『beINスポーツ』で次のように述べている。

「シャビとカシージャスが解決したように、こういう問題は解決できる。スペイン代表が残り1分でピケのゴールによって勝利したならば、全員がそれを喜ぶはずだ」

「ピケの名前ではなく、違う選手の名前を置いても同じだ。カシージャスやラウール(・ゴンサレス)にも起きたことだ。周期的にその事実が忘れられ、また繰り返されているように思える」

 スビサレッタ氏はスペインという国が過去と決別するべきだと説いた。

「フットボールを楽しむのに相違はない。私が現役だった1985年にもあったよ。30年経った後、同じ質問をしている。ずっと前にめくるべきだったページがあると気付かなければいけない」

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