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映画出演のベッカム氏、俳優業へ意欲 「スポーツをする時に似てる」

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 元イングランド代表デイビッド・ベッカム氏が俳優業へ意欲をみせた。英『インディペンデント』などが『ザ・タイムズ』のインタビューを報じた。

 ベッカム氏はマドンナの元夫であるガイ・リッチー監督の『ナイツ・オブ・ザ・ラウンドテーブル:キング・アーサー』にカメオ出演することが決まっている。

 ベッカム氏は「これまで多くのスポーツマンやセレブリティたちが俳優になろうとして失敗してきていたことは、十分によくわかっている」と語り、「(俳優業が)大変な仕事だってことは知っているさ。多くのスキルと規律が求められる仕事だ。俳優について学ぶ必要があるし、すぐにというわけじゃない。僕には多くの練習が必要だ」と話した。

 しかし、今回の撮影は楽しかったようで「やってきたことを振り返ると、すごく楽しかった。大体のことに関しては対応できると思う。僕は知名度があるから、批判されることにも慣れているしね」と笑顔もみせた。

 今回の映画では13個のセリフがあるという。「事前にものすごく練習したよ」というベッカム氏は「ガイ監督が僕に練習相手をつけてくれて、毎日1時間はリハーサルをしたんだ」と明かし、「セリフを読むときは緊張してしまっていたけど、最終的にはかなりうまくいった。セリフを伝えるときは落ち着いて集中する必要がある。スポーツをする時と似たようなものだ」とフットボールと演技の共通点も語った。

 一方で、サッカー選手として一線を退いたことには、依然として後悔があると語ったベッカム氏。「もうサッカーをやっていないことに関しては未だに後悔の念が尽きない」とコメント。「たまに考えてしまうんだ。もしその気になっていれば、まだまだサッカーができたんじゃないかって。多分僕が50歳になった頃もそう考えているだろうね」と寂しげな表情ものぞかせた。

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