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ヤヌザイの姿勢に満足のトゥヘル 「香川の存在もアドバンテージ」

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 ドルトムントトーマス・トゥヘル監督が11日に会見し、MFアドナン・ヤヌザイに言及した。マンチェスター・ユナイテッドでチームメートだったMF香川真司の存在が「アドバンテージ」になるとも述べている。

 マーケット最終日にユナイテッドからレンタル移籍でドルトムントに加わったヤヌザイは、8日の練習試合で初ゴールをマークした。トゥヘル監督はヤヌザイの印象について、次のように述べている。

「非常にポジティブな第一印象を受けた。大人しい感じだが、オープンな青年でもある。ユナイテッドからシンジのことを知っているのは、彼にとってアドバンテージとなるね」

「英語、そして特にフランス語を話せることで、ミッキー(ヘンリク・ムヒタリャン)やオーバ(ピエール・エメリク・オーバメヤン)ともコミュニケーションを取れる。彼自身も積極的に溶け込もうと頑張っているし、我々はその彼の姿勢を喜んでいる」

 プレースタイルについては、このようにコメントしている。

「アドナンの才能は明確だ。キープ力、コンビネーションに長けており、非常に創造的な選手で、攻撃で仕掛けることを好んでいる。素早い動きで相手をかわすことにより、数的有利をつくり出せるんだ。攻撃では複数のポジションでプレーできるね。だが、彼もまだ我々のプレー、守備への切り 替え、練習や試合での我々のインテンシティーに慣れる必要がある」

 ドルトムントは12日のブンデスリーガ第4節でハノーファーと対戦する。ヤヌザイ起用の可能性について、トゥヘル監督は次のように述べた。

「私が知っている限り、彼はユナイテッドで今季少なくとも3試合に出場していた。だから、フィットネスに関しては問題がないだろう。でも、我々のプレーやドイツのサッカーなどに慣れなければいけない。何も除外しないが、最後まで検討し、様子を見る」

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