[9.12 プレミアリーグ第5節 アーセナル2-0ストーク・シティ]

　プレミアリーグは12日、各地で第5節を行った。アーセナルはホームでストーク・シティと対戦し、2-0で勝利した。2連勝としたアーセナルは今季ホーム戦初勝利となった。

　試合は開始からアーセナルが主導権を握る。前半3分、MFサンティ・カソルラがゴール前に入れたボールをFWアレクシス・サンチェスがヘッドも右ポスト直撃。跳ね返りをFWセオ・ウォルコットが右足で合わせたがゴール右に外れる。同8分、ウォルコットのパスを受けたサンチェスが左45度の位置から右足を振り抜いたがこれも右ポストを叩いた。

　さらにアーセナルは前半24分にDFローラン・コシールニーがドリブルで攻め上がってロングシュートもGKに弾き出される。それでも同31分、自陣センターサークル付近でMFフランシス・コクランがスライディングでボールを奪うと、MFメスト・エジルが相手DFの裏へロングフィード。これに反応したウォルコットがDFを手で押さえながらボールをキープし、右足シュートがGKの股を抜けてゴールにおさまり、先制に成功した。

　1点ビハインドのストークは、アーセナルにボールを支配されながらも少ないチャンスからゴールに迫る。後半11分、今夏加入したMFジェルダン・シャキリがドリブルから左足シュートもGK正面。同12分にはFWホセルに代えてMFスティーブン・アイルランドを投入し、ボール支配率を高めたがなかなかチャンスを作り出すことができず、耐える時間が続く。

　アーセナルは前半ほどゴールに迫ることができず、後半24分にカソルラとのワンツーでPA左に抜け出したエジルが左足で相手GKの股下を狙うも決めることができない。同25分には、右に展開されたボールをDFエクトル・ベジェリンがスルーパス。DFラインとの駆け引きでウォルコットがPA右に抜け出すも左足はGKに止められた。

　追加点が欲しいアーセナルは後半31分、ウォルコットに代えてFWオリビエ・ジルを投入。すると、直後に相手DFがPA内でお見合いしてこぼれたボールがジルのもとへ転がり、これを落ち着いて左足シュート。あとは押し込むだけだったがゴール右に外してしまい、決定機を逃した。さらに同34分にカソルラがドリブル突破から決定的なシュートもわずかにゴール左に外れた。

　後半39分には、MFアレックス・オクスレイド・チェンバレンとMFミケル・アルテタを投入したアーセナル。直後の同40分、左サイドでFKを獲得すると、カソルラがゴール前に入れたボールをニアに飛び込んだジルがヘディングで合わせて、待望の追加点。アーセナルがストークの反撃をゼロに抑えて、2-0で勝利をおさめた。

---

●プレミアリーグ2015-16特集