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止まらない南野、2ゴールの躍動…公式戦3戦連発&2戦連続決勝点!!

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[9.12 オーストリア・ブンデスリーガ第8節 ザルツブルク 4-2 グレーディッヒ]

 オーストリア・ブンデスリーガは30日、第8節を行い、FW南野拓実の所属するザルツブルクはグレーディッヒをホームに迎え、4-2の逆転勝利を収めた。2試合ぶりに先発フル出場を果たした南野は前半34分に反撃の狼煙を上げるゴールを奪うと、後半26分に決勝ゴールを流し込んでチームの勝利に大きく貢献した。

 前半19分にグレーディッヒに先制点を奪われたザルツブルクは、同26分にDFアンドレアス・ウルマーのオウンゴールで2点目を献上していまう。しかし、2点のリードを奪われて迎えた同34分、ゴール前の混戦からボールを持ち出した南野が左足でネットを揺らして1点差に詰め寄った。

 1-2と1点のリードを許して後半を迎えたザルツブルクは、後半6分にFWホナタン・ソリアーノとのワンツーでPA内に進入したMFナビ・ケイタが左足シュートでネットを揺らし、試合を振り出しに戻す。さらに同25分には右サイドから切れ込んだ南野が強烈なシュートを枠内に飛ばしたが、相手GKに弾き出されて勝ち越しゴールとはいかなかった。

 しかし後半26分、FWホーバル・ニールセンのパスから抜け出した南野が、相手DFに倒されかけながらも滑り込んでゴールへと流し込み、ザルツブルクが3-2と逆転に成功した。さらに同29分にはスルーパスから一気にPA内まで進入した南野が、相手DFのファウルを誘ってPKを獲得するだけでなく、退場へと追い込んだ。すると、このPKをソリアーノがきっちり沈めてリードを2点差に広げる。

 数的優位に立ったザルツブルクは、その後も攻勢を掛けたが追加点は生まれず。しかし、グレーディッヒにも得点を許さずに4-2の逆転勝利を収めた。今季リーグ戦の得点数を5に伸ばした絶好調の南野は、前節のシュトゥルム・グラーツ戦に続いて決勝ゴールを記録。さらに8月27日に行われたELプレーオフのディナモ・ミンスク戦からの公式戦連続ゴールを3試合に伸ばした。


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