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サラゴサで批判集中の長谷川アーリアがスタメン落ち

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 今夏にC大阪からリーガエスパニョーラ2部のサラゴサに加入した長谷川アーリアジャスールだが、どうやら危機に直面しているようだ。12日のリーガ2部第4節コルドバ戦では、ついにスタメンから外されている。

 元C大阪指揮官ランコ・ポポヴィッチ監督から絶大な信頼を寄せられ、第3節までスタメンを張ってきた長谷川だが、現地では同選手に対して批判が集中している。地元メディアの『ペリオディコ・デ・アラゴン』も、「彼にはライバルを圧倒するフィジカルも、カウンターで生かせるスピードもない。考えるスピードが早いと言うが、それも示せていない」と辛辣な意見を記している状況だ。

 ポポヴィッチ監督はこのような批判に対して、「アーリアよりレベルの低いプレーを見せている選手たちがいるが、言及されていない」「彼がメッシであるという期待が存在ならば、それは我々の問題」と擁護の姿勢の貫いてきたが、ついにコルドバ戦で決断を下した。本拠地ラ・ロマレダで行われたこの試合では、長谷川へのブーイングを恐れたのか同選手をベンチに置き続けている。

 サラゴサはこのコルドバ戦を0-1で落とし、第4節までの成績を1勝2分1として13位に位置。昇格候補筆頭のサラゴサだけに、長谷川はもとよりポポヴィッチ監督の状況も厳しくなり始めている。元C大阪の監督&選手は、ここから巻き返しを図れるのだろうか。

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