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C・ロナウドやベイル以上? ユナイテッドがミュラー獲得に用意していた移籍金は164億円!?

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 マンチェスター・ユナイテッドはこの夏、バイエルンFWトーマス・ミュラーを獲得するために史上最高額の移籍金を用意していたそうだ。「信頼できるソース」から情報を得たというドイツ『キッカー』が、その額を伝えている。

 13日に26歳の誕生日を迎えたミュラーは、ブンデスリーガで今季第4節消化時点で6ゴールを決め、9月のドイツ代表戦2試合でも3ゴールと絶好調だ。ユナイテッドがそのミュラーの獲得を狙っていたことは以前から報じられてきたが、バイエルンはMFバスティアン・シュバインシュタイガーに続く、「クラブの顔」の流出は何としても阻止する構えを見せた。ただ、ユナイテッドのオファーは、とんでもない額だったのかもしれない。

 『キッカー』によると、ユナイテッドのオファーは約1億2000万ユーロ(約164億円)だったという。選手には2020年までの契約をオファー。税抜き1250万ユーロ(約17億1000万円)の年俸を支払う予定だったとも伝えている。

 バイエルンは、ミュラーに「値札は付いていない」(カール・ハインツ・ルンメニゲCEO)として、この取引に応じなかった。もし実現していれば、レアル・マドリーがMFガレス・ベイルの獲得に支払ったと見られる9100万ユーロ、FWクリスティアーノ・ロナウドの獲得に投じたとされる9400万ユーロを大きく超え、史上最高額額の取引になっていたことになる。

 ユナイテッドを率いるルイス・ファン・ハール監督は、バイエルンを率いていたとき、当時20歳だったミュラーをトップチームに定着させた人物。ユナイテッドの資金力と愛弟子への評価は圧倒的なものだったようだ。

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