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年間優勝に意欲燃やす槙野「『失速の浦和』と言われますが…」

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 浦和レッズDF槙野智章が14日に行われた「明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ」の大会概要発表会見にゲストとして出席した。

 第1ステージの優勝トロフィーを持った槙野は、第2ステージの優勝トロフィーを持ったJリーグ女子マネージャーの佐藤美希とともに登場すると、2人でトロフィーをJリーグ杯(優勝銀皿)の脇へと飾ると、「この3つの素晴らしいタイトルを全部取れるように頑張りたい」とタイトル獲得への意欲を燃やした。

 第1ステージを無敗で制した浦和だが、第2ステージでは第10節終了時点で6位。首位・広島との勝ち点差は7となっている。この現状に槙野は、「第1ステージをしっかり取ることができましたが、今自分たちが置かれている状況や現状のプレーを考えると、残りの2つを手にするにはまだまだです」と語り、残り2つのタイトルを獲得するにはチームとしてのさらなる成長が必要だとしている。

 一昨季は終盤まで優勝を争いながらも終盤の失速で最終的に6位に終わり、昨季は第32節まで首位に立っていたが第33節でG大阪に首位の座を明け渡すとそのまま逃げ切られてしまった。苦い経験となったが、その経験を糧にしなければならないと強調する。「あの悔しい結果は忘れていませんし、その経験が今の僕たちのベースとなっています。毎年のように『失速の浦和』と言われていますが、悔しい経験を糧にチーム一丸となって同じ目標に向かって頑張りたい」。

 第1ステージを制したことで、すでにチャンピオンシップの出場は決めている。第2ステージの巻き返しを誓いつつ、「今年は必ず最後に皆で笑って終えられるようなシーズンにしたい。内容と結果を出しながら、日本一に輝きたいと思います」と年間優勝への意気込みを示した。

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