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独紙評価:原口は各メディアで高評価 「ゴールへの道を示すコンパスを持っている」

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 12日に行われたブンデスリーガ第4節の試合で、ヘルタ・ベルリンはシュツットガルトに2-1の勝利を収めた。ヘルタの先制弾を挙げたFW原口元気のプレーはドイツメディアで高く評価されている。

 前半14分、原口はバイエルンから加入したDFミチェル・バイザーからのパスをペナルティーエリア内で受けると、右足で切り返して左足の低いシュートでGKの股間を抜いた。試合の均衡を破る今シーズン初ゴールだった。

 ヘルタはその後、同点に追いつかれながらも前半のうちに再びリードを奪い、2-1で勝利。リーグ戦3試合連続フル出場を果たした原口の活躍がヘルタの今季ホーム初白星につながり、チームはその結果7位に浮上した。

 原口のプレーはドイツメディアでも高い評価を得ている。『ビルト』は、勝ち越しゴールを決めた主将のDFファビアン・ルステンベルガーとともに「2」とチーム最高タイの点数をつけた。

 同じく原口に「2」をつけた『キッカー』では、チーム単独最高点となった。同メディアは「1-0のゴールを決める際、技術と機敏性を披露した」とのコメントを記し、原口をマン・オブ・ザ・マッチおよび第4節ベストイレブンにも選出している。

 選手たちのパフォーマンスに採点をつけていない地元『ベルリーナ・ツァイトゥング』は、原口が見せた動きについて「あらゆる方向に走り回り、常にゴールへの道を示すコンパスを持っていた」と寸評。ゴールを狙う姿勢を高く評価したようだ。

 19日に行われる第5節ではヘルタはボルフスブルクとのアウェーマッチに臨む。昨季のような安定感を見せられていない相手に対し、原口とヘルタは再び好調な戦いぶりを見せられるだろうか。

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