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万博劇場!G大阪が米倉のAT劇的弾で4強へ!!

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[9.16 ACL準々決勝第2戦 G大阪3-2全北現代 万博]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の準々決勝第2戦が16日に行われ、ガンバ大阪はホームで全北現代(韓国)と対戦し、3-2で勝利した。1勝1分としたG大阪が日本勢として唯一、4強に勝ち上がった。

 敵地に乗り込んで戦った第1戦は、全北の猛攻を耐えてスコアレスドロー。貴重な引き分けで、4強進出に大きな望みをつないだ。ただ、FW宇佐美貴史がイエローカードを貰ってしまい、第2戦は累積による出場停止。左MFではMF二川孝広が代役として起用された。

 前日に準々決勝を戦った柏が広州恒大に敗れて、8強で敗退が決定。G大阪が日本勢最後の砦となっていた。しかし試合は序盤から韓国王者の攻勢に遭ってしまう。前半4分、右CKを元G大阪FWイ・グノが合わせるが、ゴール前の混戦でファウルがあったとしてノーゴール。

 判定に助けられるが、今度は前半13分、エリア内でDF丹羽大輝がハンドを取られてPKを献上。これをレオナルドに決められ、先制を許した。これによりG大阪は勝ち上がるには勝利しかなくなった。また、丹羽はこのプレーでイエローカードを貰ってしまい、準決勝に進んだ場合でも第1戦の出場停止が決定した。

 しかしG大阪はすぐに試合を振り出しに戻す。直後の前半14分、MF遠藤保仁がFKをゴール前に蹴り入れると、全北の守備陣はオフサイドトラップを仕掛ける。だがかけきれずにMF阿部浩之にボールが渡ると、GKを外して横に出したパスをFWパトリックが蹴り込んだ。

 同点に追いついて落ち着きを取り戻したG大阪は、一気に攻勢をかけようとする。ただ前半28分に二川が左サイドを抜け出してマイナスにクロスを出すが、中とはタイミングが合わない。同37分にはカウンターから二川のパスを受けたパトリックが右足で狙うが、シュートをミートさせることは出来なかった。

 前半を1-1で折り返したゲーム。このままでは敗退してしまうG大阪だが、前半の流れを汲もうと積極的に交代カードを切ることはしない。ただ後半に入ると試合はこう着してしまう。後半13分にスローインの流れからパトリックが持ち上がりクロス。逆サイドにフリーで走り込んだ二川までボールが渡るが、戻ったDFに阻まれ、シュートが枠まで届くことはなかった。

 そこで長谷川健太監督は後半20分、ついに動きを見せる。DFオ・ジェソクと二川を下げてDF米倉恒貴とFWリンスを投入。一気の2枚替えでリズムの変化を求めた。すると同31分、G大阪が勝ち越しに成功する。ミドルレンジからMF倉田秋が左足を振り抜くと、弾丸シュートがゴール方向に飛ぶ。相手DFの背中に当たってコースが変わったボールは、GKが一歩も動けないゴール左隅に吸い込まれた。

 逆転に成功したG大阪は後半39分にDF金正也を投入。5バックにしてリードを守りに入る。しかし悪夢は同43分に訪れた。FWウルコ・ベラに高い打点のヘディングを叩きこまれ、失点。2点目のアウェーゴールを献上し、G大阪の敗退が濃厚となった。

 しかしG大阪は諦めなかった。後半アディショナルタイムも3分を過ぎた90+3分、米倉が劇的な勝ち越しゴールを奪う。最高の盛り上がりを見せる万博競技場。3-2で勝利したG大阪が広州恒大との準決勝に進出した。G大阪は9月30日に行う第1戦を敵地で、10月21日の第2戦をホームで戦う。
 
(取材・文 児玉幸洋)
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