beacon

[CL]飛び出したスーパーゴール…王者バルサ先制もローマとドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

[9.16 欧州CLグループリーグ第1節 ローマ 1-1 バルセロナ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は16日、グループリーグ第1節2日目を行い、E組ではローマ(イタリア)と前回大会王者のバルセロナ(スペイン)が対戦し、1-1で引き分けた。

 大会2連覇を狙うバルセロナは前半4分、この試合がCL出場100試合目となるFWリオネル・メッシが右サイドから切れ込んで左足で狙うも、シュートは枠上に外れた。しかし、その後も主導権を握って試合を進めるバルセロナが同21分に先制に成功する。DFジェレミー・マテューのロングパスから右サイドでフリーになったMFイバン・ラキティッチのクロスを、FWルイス・スアレスがヘディングでねじ込んでスコアを1-0とした。

 王者に先制を許したローマだったが、スーパーゴールで同点に追い付く。前半31分、自陣でボールを奪ったMFアレッサンドロ・フロレンツィが一気に加速して右サイドを駆け上がると、ハーフウェーラインを越えたところで超ロングシュートを狙う。右足から蹴り出されたボールは、ポジションを前に取っていたGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの頭上を越えると、左ポストを叩いてゴールマウスへと吸い込まれた。

 前半38分にはメッシがミドルシュートを放つが枠を捉え切ることができず。同43分にはMFラジャ・ナインゴランがミドルレンジから強烈なシュートを放ったが、テア・シュテーゲンに阻まれるなど、前半は1-1のまま折り返すこととなった。

 後半開始直後の同2分、FWネイマールのパスを受けてPA内に進入したメッシの鋭いシュートはGKボイチェフ・シュチェスニの横っ飛びのセーブにストップされる。すると、直後のプレーでローマをアクシデントが襲う。スアレスと交錯したシュチェスニが負傷し、GKモルガン・デ・サンクティスとの交代を余儀なくされた。

 後半20分にはバルセロナをアクシデントが襲い、同16分に途中出場したばかりのMFラフィーニャがナインゴランのタックルを受けて負傷交代。MFハビエル・マスチェラーノがピッチへと送り込まれた。その後、両チームともにゴールを脅かす場面を作り出したが、後半33分にMFアンドレス・イニエスタのパスを受けたメッシのシュートがクロスバーを叩くなど、1-1からスコアが動かないまま時計の針が進んでいく。

 結局、最後までスコアは動かずに1-1のドローに終わり、勝ち点1を分け合った。


●欧州CL15-16特集

TOP