チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督と美人女医エバ・カルネイロを巡るトラブルで、ついにFA(イングランドサッカー協会)が調査に乗り出した。「中傷的な発言」があり、さらに「女性差別」と判断されれば、最低でも5試合のベンチ入り停止処分は避けられないとみられている。

　モウリーニョ監督は8月8日のスウォンジー戦で、MFエデン・アザールを治療しようとピッチに入ったチームドクターのエバ・カルネイロを叱責。一時的にピッチに9人しかいない状況が作られたためだ。

　その後、イングランド中で話題をさらうことになるが、モウリーニョ監督はカルネイロ女医を降格処分とし、以後の試合でベンチ入りを認めていない。これに対しカルネイロ側は、法的措置をとる準備を進めているとも伝えられている。

　『インディペンデント』によると、FAの規則では監督が中傷的な発言をしたと認められれば、処分が可能となっている。さらに今回は女性差別と判断される可能性もあり、より処分が重くなる可能性があるという。

---

●プレミアリーグ2015-16特集