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前節連勝ストップの鹿島、柴崎復帰で仕切り直しの1勝

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[9.19 J1第2ステージ第11節 甲府0-1鹿島 中銀スタ]

 鹿島アントラーズはアウェーでヴァンフォーレ甲府と対戦し、1-0で競り勝った。前節のG大阪戦(1-2)で連勝が6でストップし、石井正忠監督就任後初黒星を喫したが、2試合ぶりの白星で仕切り直しの1勝を挙げた。

 立ち上がりから攻勢に出る鹿島は前半22分、出場停止明けのMF柴崎岳が高い位置でボールを奪い、MF金崎夢生が右足でミドルシュートを放つが、GKの正面。同26分にはDF山本脩斗の左クロスをGKが弾いたこぼれ球をMF遠藤康が左足で狙ったが、惜しくもクロスバーを直撃した。

 その後も決定機をつくり続ける鹿島は前半39分、柴崎のアーリークロスに逆サイドから山本が飛び込むが、ヘディングシュートはGKの好セーブに阻まれる。同44分にはMF小笠原満男の1本の縦パスにMFカイオが抜け出し、GKと1対1を迎えるが、右足アウトサイドで狙ったシュートは右ポストを叩いた。

 一方的に攻め立てながら先制点の遠い鹿島。スコアレスで折り返した後半15分には左45度から柴崎が直接FKを狙うが、GK河田晃兵がまたしてもビッグセーブを見せる。それでも同16分、このプレーで獲得した右CKのショートコーナーから遠藤の右クロスに金崎が頭で合わせ、ついにゴールをこじ開けた。

 1点をリードすると、その後は甲府の反撃にも落ち着いて対応。後半45分、途中出場のFW鈴木優磨が金崎のラストパスから決定的なシュートを放つが、GKの好守に阻まれた。前節・G大阪戦でJ1デビュー弾を決めた高卒ルーキーの2戦連発はならなかったが、そのまま逃げ切って1-0の完封勝利を飾った。

[J1]第2ステージ第11節1日目 スコア速報

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