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寿人の記録達成はまたもお預け…広島、年間首位から転落

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[9.19 J1第2ステージ第11節 広島0-0鳥栖 Eスタ]

 年間順位&第2ステージで首位に立つサンフレッチェ広島はホームでサガン鳥栖と対戦し、0-0で引き分けた。広島の連勝は3でストップ。第2ステージは勝ち点25で鹿島と並ぶも得失点差で首位を守ったが、年間順位では浦和に勝ち点2差を付けられ、首位の座を明け渡した。

 立ち上がりは鳥栖が前半4分にFW早坂良太、同10分にFW金民友がミドルシュートを放つなど積極的にゴールを狙う。広島も前半19分、MFミキッチの浮き球のパスをFW佐藤寿人が胸で落とし、MFドウグラスのクロスにMF柴崎晃誠が頭で合わせたが、ヘディングシュートはミートし切れなかった。

 互いに決め手を欠き、スコアレスで折り返した後半も膠着状態が続く。広島は後半12分、MF青山敏弘のパスから佐藤が体勢を崩しながらも左足ボレーで狙ったが、GKにキャッチされた。佐藤は後半26分にFW浅野拓磨と交代。先日、JFLアスルクラロ沼津への加入が発表されたFW中山雅史の持つJ1歴代最多得点記録の157ゴールにあと1ゴールと迫っている佐藤だが、2試合連続の無得点に終わり、記録達成は今節もお預けとなった。

 鳥栖は後半33分に最初のカードを切り、7試合ぶりのベンチスタートとなったMF鎌田大地を投入。広島が攻め込み、鳥栖がカウンターを狙う展開が続いたが、互いになかなか決定機をつくれない。後半アディショナルタイム、広島はミキッチのロングフィードに浅野が抜け出そうとするが、鳥栖守備陣も最後まで集中を切らすことなく跳ね返し、試合はスコアレスドローに終わった。

[J1]第2ステージ第11節1日目 スコア速報

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