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クロップ氏「賢くなって戻ってくる」、ボルシアMG行きは代理人が否定

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 ドルトムント前監督のユルゲン・クロップ氏の新天地は、どこになるのだろうか。現在休養中の同氏が国内でのイベントで現状についてコメントし、充実した日々を過ごしている様子をうかがわせた。

 ドイツ『シュポルト1』は、クロップ氏が夫人とともに18日のブンデスリーガ第5節、マインツ対ホッフェンハイムを観戦し、古巣のマインツを熱心に応援していたと伝えている。その翌日にフランクフルト・モーターショー『IAA』のスポンサーイベントに出席した同氏は、自身の将来について次のように語った。

「いろいろ勉強して、様々な人と、たくさんの話をしている。私は休養を選択したが、どこかからのオファーが届くのを待つためじゃないよ。いつか交渉に応じる準備ができたら、興味を持ってくれるクラブと話をして、良い感触を得られるかが分かるはずだ。話がまとまれば、そのクラブは100%のユルゲン・クロップを迎えることになる」

「キャリアのプランを立てたことはない」と語るクロップ氏は、「33歳でマインツの監督になったが、40歳でブンデスリーガ1部で指揮を執り、いつか優勝したい、など考えたことはない」としている。「計画しても、そうはならないと思うんだ」と続け、これまでも長期的な考えは持っていなかったと明かした。

「この時期が終われば、十分な休みを取っただけではなく、以前より少し賢くなって戻ってくるよ。それは私の新しいクラブにとってもメリットとなるだろう」

 一方、現在無所属のクロップ氏には、新天地をめぐる噂も多い。ルシアン・ファブレ氏が監督を辞任したばかりのボルシアMGもその1つだが、ドイツ『シュポルト・ビルト』は、クロップ氏の代理人を務めるマーク・コジッケ氏が21日、「ボルシアMGの監督にはならない」と否定したと伝えている。


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