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リッピ氏:「300ゴール達成のトッティは悲しそうだった」

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 元イタリア代表監督のマルチェロ・リッピ氏は、クラブでの通算300ゴールを達成したローマFWフランチェスコ・トッティが「悲しそう」な様子だったと印象を述べている。

 ローマのキャプテンは20日に行われたセリエA第4節サッスオーロ戦で大記録を達成。0-1でリードされた36分、オフサイド気味ではあったが同点ゴールを記録し、ローマでの公式戦通算ゴール数を300点とした。試合は2-2で引き分けている。

 だが、イタリア代表監督としてトッティとともに2006年ワールドカップ優勝を飾ったリッピ氏は、トッティの様子から何かを感じ取ったようだ。イタリア『Rai』で次のように述べたとして『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「昨日はオリンピコでローマ対サッスオーロ戦を観戦し、トッティの300ゴール目を見ることができた。彼の息子たちもいて祝福されていたが、彼には少し悲しそうな様子もあった」

「私には分からないが、出場機会が減少して寂しく思っているのかもしれない。ファンタスティックなキャリアの終わりを迎えようとしていることが分かっているからかもしれない」

 今月27日に39歳となるトッティは、今季の開幕から2試合は出場機会がなく、その後フロジノーネ戦、サッスオーロ戦では先発に起用された。節目の記録を達成した今、今後のキャリアの残り時間についてどう考えているのだろうか。

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