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強引な手法や態度に嫌気も… ジェラード:「レアル・マドリー移籍の可能性もあった」

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 ロサンゼルス・ギャラクシーMFスティーブン・ジェラードには、かつてレアル・マドリー移籍の可能性があったという。当時のジョゼ・モウリーニョ監督がジェラードにほれ込んでいたようだが、ジェラードのそれ以上のリバプールへの愛情で、移籍は実現しなかったようだ。

 ジェラードはリバプールの柱として長くプレミアリーグを戦った後、海を越えてアメリカでプレーすることを決めた。だが、その前にリーガエスパニョーラでプレーする可能性もあったという。

 リバプール在籍時、スペインのクラブから声がかかった。興味を示したのは、レアル・マドリーだった。

 だが、スペインの名門の態度や手法は、ジェラードの気に入らなかったようだ。イギリス『BTスポーツ』に、「マドリーは僕に、リバプールとケンカさせようとしたんだ」と、レアル・マドリーが強引な手法を取ろうとしたと明かしている。

「レアル・マドリードは誰かを獲得しようとするとき、『我々はレアル・マドリーだ。うちでプレーしたいのなら、戦わなければならない』といった態度を取る」

「僕のリバプールに対する愛はとても強かったので、ケンカなどすることはできなかった。何より僕は、チームで幸せだったからね」

 もしかしたら、この獲得劇の引き金を引いたのは、当時レアル・マドリーを率いていたジョゼ・モウリーニョ監督だったかもしれない。第1次モウリーニョ政権時のチェルシーからも、かつてオファーがあったことも明かしている。

 キャプテンとして、リバプールに多くをもたらしたジェラード。もしも移籍していたならば、サッカー界の歴史は大きく変わっていたかもしれない。

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