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4位福岡VS5位東京Vは両GKが好守披露し痛み分け

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[9.27 J2第34節 福岡0-0東京V レベスタ]

 4位アビスパ福岡と5位東京ヴェルディの昇格争い直接対決は0-0のスコアレスドローに終わった。福岡の連勝は3でストップ。順位は4位のまま変わらなかったが、自動昇格圏となる2位磐田との勝ち点差は「6」に広がった。一方、東京Vは連敗を2で止めたものの、これで3試合勝ちなし(1分2敗)。順位は昇格プレーオフ圏内の5位をキープしている。

 福岡は前半24分、DF亀川諒史の左クロスからFWウェリントンが左足ボレーを放つが、GK佐藤優也が鋭い反応でセーブ。東京Vも同39分、19試合ぶりの先発となったMFブルーノ・コウチーニョのスルーパスから11試合ぶり先発のFWアラン・ピニェイロがPA内右に抜け出し、角度のない位置から右足を振り抜いたが、枠を捉えられなかった。

 スコアレスで折り返した後半も両GKが魅せる。福岡は後半28分、右CKからDF田村友がヘディングシュートを狙うが、GK佐藤がセーブ。東京Vも同36分、左CKのこぼれ球をMF澤井直人が右足で狙ったが、GK中村航輔が右手1本で弾き出した。

 結局、試合は0-0のまま終了。連勝が止まった福岡は次節10月4日に勝ち点1差で追う3位C大阪と対戦する。好セーブで勝ち点1獲得に貢献した中村は試合後のインタビューで「次は上位との対決なので、そこで勝ち点3が取れるように準備して臨みたい」と、次戦に気持ちを切り替えていた。

[J2]第34節 スコア速報

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