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長谷部、原口ともにチャンスに絡むも痛み分け

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[9.27 ブンデスリーガ第7節 フランクフルト1-1ヘルタ・ベルリン]

 ブンデスリーガは27日、第7節3日目を行い、MF長谷部誠の所属するフランクフルトはホームでFW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンと対戦し、1-1で引き分けた。長谷部は3ボランチの右で先発し、フル出場。原口は右サイドハーフで先発したが、後半41分に交代した。

 フランクフルトは前半8分、長谷部の右クロスにMFシュテファン・アイグナーが右足で合わせるが、ゴール右へ。長谷部がファーストチャンスを演出した。ヘルタも同14分にDFマルビン・プラッテンハルトの左クロスにFWベダド・イビセビッチが左足で合わせる決定機をつくったが、GKが体を張って防いだ。

 このプレーで獲得した右CK。ヘルタはMFブラディミル・ダリダのキックにイビセビッチが頭で合わせたが、惜しくもクロスバーを叩いた。立て続けにビッグチャンスを逃すと、この直後にセットプレーから先制を許した。

 フランクフルトは前半22分、MFマルク・シュテンデラの右CKをニアでDFマルコ・ルスが頭でそらし、中央のFWアレクサンダー・マイヤーが倒れ込みながら左足でゴール右隅に流し込んだ。同42分にもシュテンデラの右足ミドルがクロスバーを直撃するなど優勢に試合を進め、前半を1点リードで折り返した。

 ヘルタは後半に入ると、原口が左サイドに回り、反撃に出る。後半14分、原口のスルーパスに抜け出したイビセビッチが右足でゴールネットを揺らすが、わずかにオフサイドの判定。それでも同38分、途中出場のMFアレクサンダー・バウムヨハンのスルーパスがDFに当たってこぼれたボールをダリダが拾ってPA内に持ち込み、右足でゴールに流し込んだ。

 土壇場で1-1の引き分けに持ち込んだヘルタ。連勝は逃したが、敵地で貴重な勝ち点1を獲得した。一方のフランクフルトはこれで3試合勝ちなし(2分1敗)となった。

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