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今季のセリエは不思議なリーグとみるザッケローニ氏

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 元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏は、今季のセリエAがこれまでと違った特異な展開になっていると分析した。「サプライズ」が起きる可能性にも言及している。

 4連覇中の王者・ユベントスが、序盤戦でまさかの不振に陥り、ローマナポリミランといった強豪も波に乗れていない今季のセリエA。インテルは開幕5連勝で復活を印象づけたが、第6節ではフィオレンティーナにホームで1-4と完敗した。

 ザッケローニ監督はイタリアメディアで、今季のセリエAについて次のように述べている。

「今季のリーグ戦は特異で不思議だね。これほど不思議なリーグ戦は、かなり久しぶりじゃないかな。ビッグクラブが道からそれている。ユヴェントスは混乱しており、パーソナリティーを欠いているね。1970年代のカリアリや1980年代のエラス・ヴェローナのような、サプライズもあるかもしれない」

 ミランでもインテルでも指揮を執ったザッケローニ氏は、ミラノ勢についてこのように語った。

「ミランはまだこれからだ。基軸を見つけなければいけない。パーソナリティーも欠けている。それがなければ、うまく力を出せない」

「インテルはフィオレンティーナ戦で3バックが失敗?サッカーにおいて確実なことはない。だが、選手たちはそれを探すものだ。誰よりも選手たちがこのチョイスに驚いただろうね」


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