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出場わずか9試合、ロナウジーニョがフルミネンセを退団…「このユニフォームを着れたことを誇りに思う」

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 フルミネンセは28日、元ブラジル代表FWロナウジーニョ(35)と契約を解消したと発表した。今年7月にケレタロから加入したロナウジーニョだったが、9戦無得点でクラブを去ることになった。ブラジル『グローボ・エスポルチ』などが伝えている。

 手にしていないブラジル全国選手権制覇のタイトルを手にするため、メキシコのクラブを退団し、フルミネンセへ加入したロナウジーニョ。出場時間の少ない試合が続く中、今月26日に行われたゴイアス戦で待望の初先発を果たすも、自ら訴えてハーフタイムに交代していた。

 すると28日の練習へ参加せず。同日に退団が発表された。クラブは「フルミネンセは双方合意の下、ロナウジーニョとの契約を解消したと発表します」と明らかにし、「フルミネンセはロナウジーニョに感謝し、今後のアスリートとしての幸運を祈っています」としている。ロナウジーニョ側の要望をクラブが受け入れたようだ。

 また同選手の代理人である実兄のアシス氏は「残念ながら、チャンピオンシップのことを思うと微妙な時期にこの決断を下すことになってしまった。しかしサッカーはそういうものなんだ。クラブ側に問題はなく、あくまで双方合意の下の結果だ。詳細については今語るべきではない」と言うに留めた。

 またロナウジーニョは自身の『フェイスブック』を更新。「フルミネンセのユニフォームを着れたこと、全てを誇りに思っているよ」と綴り、「ピッチの上に立つことはなくとも、この偉大なクラブが成功するよう応援を続けるさ!!」など長文を投稿。クラブ幹部やファンへ感謝の思いを綴っている。

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