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つらい…テベス、ユーベの不振嘆くも「家族が恋しかったんだ」

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 昨季のセリエAを制してリーグ4連覇を果たしたユベントスだが、今季は開幕6戦1勝2分3敗の超低空飛行で勝ち点5の15位に沈んでいる。昨季限りでチームを去り、古巣のボカ・ジュニアーズに復帰したFWカルロス・テベスがユベントスの不振を嘆いている。

 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、テベスは「ユーベのことを見て、僕も苦しんでいるよ。心の一部をユーベに置いてきたのだから。こういう状況のユーベを見るのは、本当につらいんだ」と悲しみを表した。しかし、今季はテベスとともにMFアンドレア・ピルロ、MFアルトゥーロ・ビダルら主力がチームを去ったこともあり、「チームには大きな変化があったから、普通のことかもしれない」と話しつつ、「チームを信頼する必要があるし、少しの時間が必要だ」とユベントスの復調に期待を寄せている。

「僕はユベントスですべてを尽くしたよ。困難な状況にあるボカを見て心が痛んだし、戻らなければならなかった。ボンボネーラでプレーすることを夢見ていたんだ」とボカ復帰の理由を話すと、さらに中国のクラブからのオファーを断っていたことを明かした。

「中国のクラブから年棒2000万ユーロ(約27億円)のオファーももらったけど、お金ではないんだ。僕は10年間、家族と離れていたから彼らが恋しかったし、愛するクラブの力になりたかった」


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