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[CL]メッシ不在のバルサ、後半35分からの逆転劇…スアレスが鮮やか決勝ゴール!!

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[9.29 欧州CLグループリーグ第2節 バルセロナ 2-1 レバークーゼン]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は29日、グループリーグ第2節1日目を行い、E組ではバルセロナ(スペイン)とレバークーゼン(ドイツ)が対戦し、ホームのバルセロナが2-1の逆転勝利を収めた。

 開幕節でローマと1-1で引き分けたバルセロナは、26日に行われたリーガ・エスパニョーラ第6節ラス・パルマス戦でFWリオネル・メッシが負傷。エースを欠くチームは右ウイングにFWサンドロ・ラミレスを起用した。一方のレバークーゼンは開幕節でBATEから4-1の快勝を収め、好スタートを切っている。

 試合開始早々の前半2分に好機を生み出したのはアウェーのレバークーゼンだった。右サイドを突破したMFカリム・ベララミのグラウンダーのクロスを、ゴール前に走り込んだFWハビエル・エルナンデスが巧みに合わせたシュートはゴールマウスを捉えたものの、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンにストップされた。

 対するバルセロナは前半6分、左サイドのFWネイマールのクロスをMFイバン・ラキティッチがヘッドで合わせたが、GKベルント・レノの守備範囲に飛んでしまう。さらに同10分にはFWルイス・スアレスのスルーパスからPA内に進入したS・ラミレスが決定機を迎えるも、シュートはレノの横っ飛びのセーブに阻まれた。

 両チームともにゴールを脅かす場面を作り出すと、前半22分にレバークーゼンが先制に成功する。MFハカン・チャルハノールが蹴り出したCKをニアサイドのDFキリアコス・パパドプロスがヘディングで合わせてネットを揺らし、スコアを1-0とした。その後、反撃に出たいバルセロナだったがレバークーゼンの激しいプレッシングに苦しみ、なかなかシュートまで持ち込めない時間帯が続く。同39分に左サイドからネイマールが狙ったシュートがゴールポストを叩くなど、同点ゴールは生まれないまま前半終了のホイッスルが吹かれた。

 1-0とレバークーゼンがリードしたまま後半を迎えると、後半5分にベララビのグラウンダーのクロスからチチャリートに決定機が訪れるがシュートは枠上に外れてしまう。一方のバルセロナは同7分、ラキティッチのスルーパスからS・ラミレスがシュートまで持ち込むが、ボールはゴール左へと外れた。

 同点ゴールを狙うバルセロナだったが後半15分にMFアンドレス・イニエスタが負傷してピッチを後にし、代わりにDFジョルディ・アルバが投入された。さらに同18分にはS・ラミレスに代えてFWムニル・エル・ハダディをピッチへと送り込んだ。

 その後、バルセロナが猛攻を仕掛けるもなかなかレバークーゼンゴールをこじ開けることができずに時計の針が進んでいく。しかし後半35分、左サイドのJ・アルバが送ったグラウンダーのクロスからムニルが狙ったシュートはレノに阻まれるも、こぼれ球に反応したMFセルジ・ロベルトが押し込んで試合を振り出しに戻した。

 勢いに乗ったバルセロナは後半37分、右サイドをムニルが突破すると、丁寧なラストパスをスアレスが豪快に蹴り込んで逆転に成功。そのまま逃げ切ったバルセロナが苦しみながらも2-1の逆転勝利を収めた。


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