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[CL]止まらない絶好調レワンドフスキ、圧巻ハットで公式戦3戦10発

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[9.29 欧州CLグループリーグ第2節 バイエルン5-0ディナモ・ザグレブ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は29日、第2節1日目を行い、バイエルン(ドイツ)はホームでディナモ・ザグレブ(クロアチア)に5-0で大勝した。絶好調のFWロベルト・レバンドフスキがハットトリックを達成。チームは開幕2連勝でF組首位をキープしている。

 バイエルンは前半10分、遠めの位置からセンターバックのDFジェローム・ボアテングが右足ミドルを狙うなど立ち上がりからディナモ・ザグレブを押し込んだ。先制点は前半13分。MFチアゴ・アルカンタラのロングフィードに反応したMFドウグラス・コスタがPA内左に切れ込むと、縦に仕掛けて角度のない位置から左足を振り抜き、クロスを警戒したGKのニアサイドを破った。

 前半21分には敵陣で相手のバックパスの乱れを突いたチアゴがボールを奪い、そのままPA内に進入。GKを引き付けて冷静に横に流し、レワンドフスキが右足で流し込んだ。止まらないバイエルンは前半25分、MFマリオ・ゲッツェがPA内で仕掛け、MFキングスレイ・コマンとのワンツーから右足で3点目を奪った。

 さらに3分後の前半28分、ドウグラス・コスタの左CKにレワンドフスキが右足で合わせ、4-0。クロスバーを叩いて真下に落下したボールがゴールラインを越えていたとして、少し遅れて主審がゴールを認めた。

 前半で勝負を決定づけたバイエルン。圧巻は後半10分の5点目だった。中央でドウグラス・コスタのヒールパスを受けたチアゴがスルーパス。レワンドフスキが鋭い反転でゴール前に抜け出すと、GKとの1対1から右足アウトサイドでボールを浮かし、鮮やかなループシュートでゴールネットを揺らした。

 5-0とダメを押したレワンドフスキはハットトリックを達成し、9分間で5ゴールを記録した22日のボルフスブルク戦(5-1)、2得点を挙げた26日のマインツ戦(3-0)に続いて公式戦3試合で計10ゴールをマーク。得点を量産する絶好調男が、14年11月のEL・アストラ戦以降、公式戦45戦無敗でミュンヘンに乗り込んできたディナモ・ザグレブの野望を粉砕し、公式戦46試合ぶりの土を付けた。

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