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働きながらサッカー続けるなでしこ有吉「1年でも長く現役を」

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 日テレ・ベレーザに所属するなでしこジャパンのDF有吉佐織(27)が30日、都内で行われた「日研トータルソーシング 社名変更 記者発表会 ~ハケンで夢を叶えよう~」にお笑い芸人のじゅんいちダビッドソン、プロバスケットボーラーの五十嵐圭と出席し、自身の今後の夢について語った。

 有吉は日本体育大卒業後の2010年にベレーザに加入。それまでFWやトップ下を務めていたが、サイドバックにコンバートされ、両サイドをこなせる貴重な存在に成長。2012年2月のアルガルベ杯で代表初出場を果たすと、今年カナダで行われたW杯では、決勝トーナメント1回戦のオランダ戦で代表初ゴールを記録するなど、攻守でチームの決勝進出に貢献した。

 現在はフットサル場で朝10時から15時半まで働き、18時からチームの練習を行っている有吉。充実した生活の一方で「1年目は仕事とサッカーの両立が辛い時期もありましたが、チームのメンバーや職場で出会った仲間が応援してくれたりしたことで、諦めずに頑張れました」と苦悩した日々があったことを明かした。

 それでも「サッカーが大好きなので、辞める理由も、あきらめる理由も見つからなかったのでここまで続けられました」と語る有吉は、次に叶えたい夢を聞かれ、「1年でも長く現役のサッカー選手を続けることです。今シーズンもチームとしてしっかりやり、代表に選ばれたいです」と目を輝かせていた。

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