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清武が手術後初招集、ハリル「2、3日前に彼と話をした」

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 MF清武弘嗣(ハノーファー)がケガのため途中離脱した6月の合宿以来となる日本代表復帰を果たした。

 6月の代表合宿中に右足第5中足骨に亀裂が入っていることが判明し、6月12日に都内の病院で補強手術を受けた。その後はリハビリに努め、今季開幕にも出遅れたが、9月12日のドルトムント戦で復帰を果たすと、復帰4戦目となった同26日のボルフスブルク戦では鮮やかな右足ボレーで今季初ゴールをマーク。ドイツ『ビルト』『キッカー』の2大メディアからベストイレブンに選出された。

「手術後、戻ってきた選手だ。2、3日前に彼と話をした」と明かしたバヒド・ハリルホジッチ監督は「復帰後、3試合目が一番疲労がたまってくる時期だ。ただ、自分のクラブが良くない順位にいるので、ずっと試合に出続けている」と指摘。「まだ自分のトップパフォーマンスには戻っていない」と認めたうえで、「ただ、彼とディスカッションをする中で、彼をここに呼ぶことを決断した」と説明した。

「クオリティーは高いし、特にビルドアップのところで期待している。前節、彼は得点を取った。ただ、まだパフォーマンスを戻すには数試合必要だと思う」。ハリルジャパン初陣となった3月27日のチュニジア戦(2-0)では、MF香川真司を差し置いてトップ下で先発出場した清武。指揮官の期待値は変わらず大きいようだ。

(取材・文 西山紘平)

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