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「キャリア最悪の時期」をプラスに捉えるモウリーニョ

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 チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、「キャリアで最悪の時期にあると考えている」と認めた。だが、諦めているわけではない。これを糧にしてさらに飛躍するつもりでいる。

 開幕スタートダッシュに失敗したチェルシーは、プレミアリーグで14位に低迷している。ミッドウィークにはチャンピオンズリーグのポルト戦を落とし、なかなか浮上のきっかけがつかめずにいる。

 3日にサウサンプトン戦を控えるモウリーニョ監督は、前日会見で大きな問題に直面していることを認めた。

「キャリアの最悪の時期にあると考えている。キャリアで最悪の結果だが、素晴らしい経験をしているところだ。繰り返したくない経験だがね」

 この“素晴らしい経験”は、一般的な指導者であれば、もっと早く訪れているはずだ。チェルシー指揮官は、そう考えている。

「この経験を明日で終わりにして、また勝ち始めたい。だが、これは私のキャリアにとっては良い経験だ。これを経験するのがあまりに遅かったね。本来なら、最初の2~4年で経験するべきことだ。15年は遅すぎるだろう。遅すぎたが、これは私をもっと成長させてくれる。最高の、ネガティブな経験だ」

「最も困難なチャレンジだとは言っていない。結果が最悪だと言っているだけだ。私には常に大きなチャレンジがあった。きついチャレンジだとは言っていないよ。最悪の時期だというだけのことだ。これほど負けたことがないのは事実だね」

 モウリーニョの“最悪の経験”はサウサンプトンで終わるのだろうか。

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