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[関東]国士舘大、慶應義塾大、早稲田大が勝ち点30で並ぶ大混戦、最下位・中央大は7連敗…

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JR東日本カップ2015
第89回関東大学サッカーリーグ戦1部


 第89回関東大学サッカーリーグ戦1部の第16節が4日と5日に各地で行われた。首位に立つ国士舘大順天堂大に1-2で敗れたものの、勝ち点30で並んだ2位の慶應義塾大と3位の早稲田大を得失点差で上回り、首位の座を守っている。残留争いでは中央大が7連敗を喫して苦境に立たされている。

 今節では首位の国士舘大順天堂大に1-2の敗戦。前半7分にルーキーFW名古新太郎(1年=静岡学園高)に先制を許すと、同21分にも失点。同25分に得点ランキングで首位に立つFW松本孝平(3年=藤沢清流高)のヘディングシュートで1点を返すが後は続かず。7戦ぶりの黒星を喫した。勝利した順天堂大は3戦ぶりの白星で7位へ順位を上げた。

 2位の慶應義塾大は最下位の中央大にFW山本哲平(3年=國學院久我山高)の2得点などで3-1で勝利。3位の早稲田大は9位の駒澤大を2-0で下した。

 今節の結果により、勝ち点30で上位3チームが並んでいる。得失差+19の国士舘大が首位をキープ。2位に+13の慶應義塾大がつけており、3位には+4の早稲田大が控える。残りも5試合となり、上位は大混戦となっている。

 また上位陣へ食らいつきたい5位・流通経済大専修大に2-0で勝利し、首位と勝ち点3差の27で4位へ順位を一つ上げた。巻き返しを図る明治大神奈川大とスコアレスドロー。4位の流通経済大と勝ち点2差の5位へ順位を落としている。

 前期リーグ終盤で躍進をみせていた法政大は、ここへ来て失速。11位の桐蔭横浜大に0-2で敗れると、4戦勝ちなし(2分2敗)で首位と勝ち点7差の6位へ沈んでいる。浮上のきっかけをつかみたいところだ。

 なお、慶應義塾大に敗れた中央大は7連敗で最下位へ沈んだまま。明治大と引き分けた10位の神奈川大だったが、11位の桐蔭横浜大が法政大に勝利したため、順位は入れ替わった。10位の桐蔭横浜大が9位の駒澤大に勝ち点2差で迫る勝ち点15、その後ろを勝ち点14の神奈川大が追い、最下位の中央大は勝ち点11に留まっている。

【第16節】(10月3日)

[たつのこフィールド]
早稲田大 2-0 駒澤大
[早]堀田稜(6分=補・宮本拓弥)、金澤拓真(11分=補・田中太郎)

流通経済大 2-0 専修大
[流]渡邉新太(62分)、相澤祥太(69分=補・小池裕太)

[千葉県総合スポーツセンター東総運動場]
明治大 0-0 神奈川大

国士舘大 1-2 順天堂大
[国]松本孝平(25分=補・高見啓太)
[順]名古新太郎(7分)、米田隼也(21分=補・佐野翼)

(10月4日)
[中央大多摩キャンパスサッカー場]
慶應義塾大 3-1 中央大
[慶]山本哲平2(23分&56分=補・溝渕雄志)、山田融(78分=補・井上大)
[中]内田祐介(90分+3=補・田中優一)

法政大 0-2 桐蔭横浜大
[桐]依田隆希(1分)、佐々木宏樹(80分=補・山根視来)


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