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完封勝利で首位奪取にハリルも満足気「素晴らしく美しい勝利」

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[10.8 W杯アジア2次予選 日本3-0シリア マスカット]

 グループ首位を奪取した日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督は3-0の勝利を収めたシリア戦後、「この勝利を探しに来ていました。選手を祝福したいし、遠くから来てくれたサポーターの皆さんにも祝福を贈りたい」と満足気な表情を見せた。

 前半をスコアレスで折り返しながらも、後半9分にMF長谷部誠のパスからPA内に進入したFW岡崎慎司が相手DFのファウルを誘いPKを獲得すると、FW本田圭佑がきっちり沈めて先制に成功。さらに同25分にはMF香川真司の股抜きのラストパスを岡崎が押し込み、同43分には本田のヒールパスからFW宇佐美貴史がゴールを陥れて3-0の完封勝利を収めた。

 無得点に終わった前半の出来については「あまり良くなかった」と話したハリルホジッチ監督だったが、「ハーフタイムに少し修正を加え、少しプレーが良くなり、仕留めることができた」と後半の出来には手応えを感じているようで、「素晴らしく美しい勝利でした」と語っている。

 本田、岡崎、宇佐美とゴールを決めるべき選手がきっちりと結果を残したものの、指揮官は「(ベンチメンバーを含めた)全員で取った得点だと思っています。我々の強みはチームのコレクティブです。グループは良い雰囲気ですし、野心も持っています」とチーム全員で戦って得点を奪い、つかみ取った勝利だと強調した。

「もっともっと向上したい」と意気込むハリルホジッチ監督率いる日本は13日にイランと国際親善試合を行い、11月12日にアウェーでシンガポールと、11月17日にアウェーでカンボジアと対戦する。


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