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ブーイングも喝采も浴びたピケ 「代表やスペインを悪く言ったことは一度もない」

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 9日に行われたEURO2016予選グループCの試合で、スペインはルクセンブルクに4-0の勝利を収めた。バルセロナDFジェラール・ピケは、この試合でまたもブーイングを受けたことについてコメントしている。

 6月のコスタリカ戦、9月のスロバキア戦に続き、ログローニョで行われた今回の試合でもスペインの観客がピケにブーイングを浴びせるのかどうかが注目されていた。一部観客席からはピケがボールを持つたびにブーイングが起こったが、試合が進むにつれて同選手の好プレーへの拍手喝采も起こり、ファンの反応は二分される形となった。

 ピケは試合後に次のようにコメントし、代表チームへの愛着の強さを強調した。スペイン『アス』などが伝えている。

「もちろんブーイングの状況を改善したいとは思うけど、それはファン次第だ。僕は全力で自分の仕事を続けていくつもりだよ。予選突破という目標を達成できて、流れは変わってきていると思う。拍手よりもブーイングの方が強かったけど、チームはこれから良くなっていくだろうね」

「僕が代表チームにコミットしていることは誰も疑えないよ。16歳から代表チームでプレーしているけど、僕がメディアで言ってきたことについて記録を見てみればいい。人々から反感を持たれるような、代表チームやこの国に対しての悪い言葉やコメントはまったく見つからないはずだ」

 スペインはこの試合に勝ったことで来年フランスで開催される本大会への出場が決定。ピケも試合そのものには満足できた様子だ。

「個人的な面でも良い試合だったよ。予選を突破するのに十分な結果も出すことができた。次はフランスで良いところを見せたいね」

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