beacon

“距離”を置いて連係向上 ボルフスブルクのFWとMFが「引き離された」理由とは?

このエントリーをはてなブックマークに追加

 ボルフスブルクの調子は、これで向上するかもしれない? クラブは選手同士のある関係を断ち切る決断をした。果たして、その理由とは…?

 昨季のブンデスリーガを2位で終えたボルフスブルクだが、今季はここまで8試合で3勝3分2敗と、勢いに乗り切れていない。

 そんなときこそ、ほしいのが“役者”の仕事だ。決める人が決めれば、盛り上がる。昨季15得点とブレイクしたFWバス・ドストには、さらなるゴールが期待される。

 今回、クラブはドストをさらに後押しする決断を下した。それは、ピッチ外でのものだった。

 クラブは遠征の際に、ドストを1人部屋に泊めることを決めた。それまで同部屋だったMFダニエル・カリジウリと別部屋にしたのだ。

 “問題”はカリジウリにあったらしい。どうやら寝言がすごいようなのだ。“犯人”カリジウリは、ドイツ『ビルト』に笑いながらこう話す。

「僕らは今、ともにシングルルームに泊まっているよ。僕はいつも、寝言を言ってしまうんだ。以前にも、友達に言われたことがあるよ。バスはよく眠れなかったみたいだね。いつも目を覚ましていた。理解できる話だね」

 だが、疑問が一つ。イタリア系ドイツ人のカリジウリ、何語で寝言を言うのだろうか。

「分からないよ。僕のガールフレンドに聞いてみないとね(笑)」

 オランダ人のドストとしては、イタリア語でもドイツ語でも、聞き流してしまえばよさそうにも思えるが……。

 効果のほどが分かるのは、10月24日。代表チームから戻ってくるドストらボルフスブルクの再開後の初アウェーゲームは、ダルムシュタットとの一戦となる。

●ブンデスリーガ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP