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「完璧な夜」ベルギーが4大会ぶりEURO出場決める

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 EURO2016予選が10日、行われ、B組ではベルギーが敵地でアンドラに4-1で快勝し、4大会ぶり5回目のEURO本大会出場を決めた。

 前半19分、MFラジャ・ナインゴランのミドルシュートで先制すると、同42分にMFケビン・デ・ブライネの直接FKで追加点。後半に1点を返されたが、MFエデン・アザールのPKなどで2点を追加した。

 前節終了時点で首位に立っていたウェールズが敗れたため、ベルギーはB組首位に浮上。『UEFA.com』によると、マイク・ビルモッツ監督は「ほぼ完璧な夜だった。まずケガ人が出なかった。次に勝ち点3を獲得できた。そして第3にウェールズが負けたことでグループ首位に立てた」と満足感を示した。

 4大会ぶりのEURO出場決定にも選手たちは冷静だ。デ・ブルイネは「今夜はあまり騒がないと思う。火曜日にも試合があるからね。次も勝てば首位でグループを終えられる」と、13日のイスラエル戦に気持ちを切り替える。MFドリース・メルテンスも「火曜日の試合にも勝ってグループ首位通過を決めたい」と、次の目標を見据えた。

 3大会ぶりのW杯出場となった昨年のブラジル大会で8強入り。最新のFIFAランキングでも3位に付けるなど近年の成長が著しいベルギーは来年のEURO本大会で、1980年大会の準優勝を超える初優勝を狙っている。デ・ブルイネは「EUROはかなり先で、まだ厳しいシーズンが残っている。この代表チームをもっと強くしていくための時間は十分にあるということさ」と自信ありげに語った。

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