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約3年8か月ぶり代表戦出場狙う柏木「自分の良さを出していく」

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 日本代表は11日、イランのテヘラン市内で練習を行い、13日の国際親善試合イラン戦に向けて調整した。

 イラン戦は国際親善試合のため、両チームともに6人までの交代が可能となる。また、ハリルホジッチ監督がイラン戦に向け、「何人かの選手をトライしたい。何人かの選手の可能性を見たい」と、新戦力のテストを示唆。DF塩谷司(広島)やMF柏木陽介(浦和)らの出場の機会もありそうだ。

 今回、左足内転筋の負傷により、招集されながらも参加を辞退した8月の東アジア杯(中国)以来の復帰となった柏木。イラン戦で出場となれば12年2月24日のアイスランド戦(3-1)以来、約3年8か月ぶりの国際Aマッチ出場となる。

 日本サッカー協会(JFA)によると、練習後に取材に応じた柏木は、「このチームでやりたい戦術も分かってきた。このやり方はハードで、タフな試合になるが、これがハマれば強いチームにも勝てるという実感も沸いている。日本人は距離間とコンビネーションを良くしていかないと相手に勝てないということは、選手みんなと話し合って感じているので、そこは詰めていけるようにしたい」と、ハリル流の戦術を理解し、チームメイトとの連携を深めているところだという。

 また柏木は、「試合に出る準備もしているが、まずは(練習で)一人ひとりの選手の能力を把握しながらプレーして、自分の良さを出していくことを心がけている。ボランチのところから前に少しずつ出て行って、サポートを1ではなく、2や3にすることや、裏へのパスや足元への速いパス、パス&ゴーでサポートしに行くことを心がけてやっている」と、冷静にチームの中で自分がやれることをイメージし、出場へ備えているようだ。

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