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ビッグセーブ連発でチーム救ったノイアー「相手はイタリアかスペインのようだった」

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[10.11 EURO予選 ドイツ2-1グルジア]

 ドイツ代表は11日、EURO2016予選でグルジア代表と対戦し、2-1で勝利した。試合後のGKマヌエル・ノイアーの試合後のコメントを『UEFA.com』やブンデスリーガ公式サイトが伝えている。

 ドイツは予選で苦戦を強いられ、最終節まで予選突破を決められないでいた。この日も前半をスコアレスで折り返し、迎えた後半5分にMFトーマス・ミュラーのPKで先制するも、その3分後に同点とされた。それでもW杯王者が意地を見せて同34分にFWマックス・クルーゼが決勝点を挙げ、2-1で逃げ切った。

 ドイツは勝利はしたものの危ないシーンは多くあった。前半27分、右からの折り返しをフリーでゴール前に走り込んだMFバレリ・カザイシュビリが右足シュート。後半15分にも、守備陣が左右に振られてDFマッツ・フンメルスに当たってこぼれたボールをカザイシュビリが右足で合わせた。しかし、ともにノイアーのビッグセーブでドイツは何とか1失点に抑えた。

 試合後、ノイアーは「自分たちで試合を難しくしてしまった。チャンスをたくさん作られてしまい、同点弾も浴びてしまった。相手はグルジアではなくイタリアかスペインだったかのように感じた」と反省し、相手を称えた。

 それでも苦しみながらドイツは予選突破を決め、12大会連続12回目のEURO本大会出場が決定した。「本大会ではこのような試合はできない。僕たちはそこでみんなが知っている本当のドイツ代表というものを見せられるようにしたい」と、世界王者が5大会ぶりのEURO制覇へ意気込んだ。

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