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ベンゲル、カソルラ獲得は「ギャンブルだった」と明かす

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 アーセナル在籍4シーズン目を迎えたMFサンティ・カソルラは、今季も主力としてプレーしており、8節を終了したプレミアでは全試合先発出場を続けている。チームになくてはならない存在だが、アーセン・ベンゲル監督は12年にマラガからカソルラを獲得する際に、スペイン代表MFがイングランドのフットボールに適応できるか不安だったという。

 クラブ公式ウェブサイトによると、ベンゲル監督は「フィジカルにタフなプレミアリーグで、果たしてサンティがプレーできるか不安だったんだ」と話している。しかし、「それでも彼のクオリティーは、ギャンブルに出るだけの魅力があった。彼のテクニック、右足、左足、視野の広さにパスの精度。それらが私を賭けに出させたんだ」とカソルラの才能に“賭けた”ことを明かした。

 また、プレーメーカーを探していたベンゲルが、カソルラに興味を持ち始めたのは、元フランス代表MFロベール・ピレスの言葉がきっかけになったようだ。

「初めてサンティを見たのは(ビジャレアル在籍時の)20歳か21歳の頃だった。当時、ビジャレアルでプレーしていたロベールに『誰か良い選手はいないかい?』と聞いたら、すぐに『素晴らしい選手がいる。カソルラだ』と返事をもらったんだ。だから、サンティはロベールがスカウトしたようなものだね」


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